2型糖尿病|たわらもと内科・糖尿病内科 宝塚市

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2型糖尿病

血糖値って何?

血液中を流れている糖分を血糖(細かく言うとブドウ糖です)と呼びます。食事や飲み物の炭水化物(でんぶん、果糖、砂糖など)が口から体内に入り、胃や腸で消化・吸収され、全身の血管を血糖として流れています。それを数値で表したものが血糖値です。血糖は体にとって重要なエネルギー源の一つであるため、血液を流れて、最終的に脳、筋肉、内臓などに吸収されます。多くの内臓や細胞は、血糖を吸収するためにはインスリンというホルモンが必要で、このインスリンは膵臓の細胞から分泌されます。

糖尿病って何?

慢性的に血糖値が上昇し、他の病気(合併症)を引き起こす可能性が上がる病態を糖尿病と呼びます。この慢性的な高血糖はインスリンというホルモンの分泌不足、作用不足によって引き起こされます。糖尿病の初期段階は自覚症状もなく、過去の世界中の臨床試験の結果から、統計学的に合併症発症の確率が上昇する境界を定め、糖尿病の診断基準を作成しました。
インスリン分泌不足、作用不足はいくつかの原因で起きます。

1型、2型って何?

1型糖尿病とは自分の免疫システムに異常がおき、結果的にその免疫が自己のインスリンを作る細胞を壊し、結果的に高血糖となった糖尿病のことを指します。
2型糖尿病とは過食、運動不足、肥満、ストレス(環境素因)などの要因が徐々に膵臓のインスリンを作る細胞に負担をかけている糖尿病のことです。インスリンを作る細胞の能力は個人によって異なり、血のつながったご家族に2型糖尿病の方がおられれば、若年のときから障害されやすい(遺伝素因)と言われています。

糖尿病の検査って何?

現在の血糖コントロールの推移は血液検査と尿検査から判断します。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
1−2ヶ月の平均的血糖の推移に相当します。6.5%以上が糖尿病に相当し、上昇するほど平均血糖値が高いことを示しています。
血糖値
血液中に溶けている糖分(ブドウ糖)を直接測定しています。空腹時は普段より低めです。食後は上昇しやすくなります。

糖尿病の合併症について大切なお話

糖尿病が10年以上続いたりすると、徐々に他の体の部位や臓器に影響がでてきます。それらを合併症と呼びます。
細小血管障害(細めの血管が障害されておきる合併症)3種類、大血管障害(すこし太めの血管が障害されておきる合併症)3種類に大別されます。
細小血管障害、目の中の合併症(網膜症)、腎臓の合併症(腎症)、両手両足もしくは内臓周囲の神経(神経障害)に大別でき、大血管障害は心臓周囲の血管の合併症(心血管障害)、脳周囲もしくは脳内の血管合併症(脳血管障害)両下肢の血管合併症(末梢動脈閉塞症)があります。
他、認知症、骨粗鬆症、慢性歯肉炎発症の可能性も高くなるようです。
これらの合併症が少しずつ進行すると、日々の生活に支障をきたすような症状が出現しだし、大変になってきます。

2型糖尿病の治療目的とその方法

糖尿病治療の目的は、糖尿病単独もしくは糖尿病合併症進行に伴って起こる自覚症状増悪を少しでも抑制し、非糖尿病者と変わらない生活の質を維持してもらうことにあります。また、合併症進行がすでに認められている場合、適切なタイミングでそれぞれの診療科に紹介する必要もあります。

2型糖尿病の治療は3つの柱で構成され、食事療法、運動療法、薬物療法と呼ばれています。生活習慣の改善とは、食事療法、運動療法の見直しを指します。

食事・運動療法